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体制の破綻と延命の試み

ソ連や東欧の共産党政権は、基本的人権や民主主義を軽視したために国民の支持を得られず、経済の発展において西側諸国をしのぐこともできなかった。その結果、東ヨーロッパの共産党政権は1989年に次々と崩壊し、ソ連も1991年に解体した。

中華人民共和国の中国共産党は、毛沢東が主導した大躍進政策や文化大革命によって、人的、物的に多大な損失を経験した後、1970年代後半から鄧小平の指導で改革開放を進め、社会主義市場経済を標榜している。これは、一言で言えば資本主義と社会主義の混合経済であり、旧ソ連のネップやアジアNIES諸国のやり方を参考にしている。「発達した資本主義経済が社会主義経済へ移行する」というマルクス主義の経済発展段階の学説に基づき、市場原理の導入によって経済を発展させ、それを基に社会主義社会を通して共産主義社会を目指すとしており、現在は資本主義社会から社会主義社会への過渡期であると、政府は主張している。なお、中国の政治は、現在でも中国共産党による一党独裁制であるが、党員に資本家を含むなど多様な勢力を抱える政党に変質している。
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北朝鮮は独自の主体思想を標榜し、ソ連・東欧の崩壊に伴う交易環境の悪化にもかかわらず体制を維持したが、経済は破綻、深刻な飢餓によって数十万から数百万の死者を出した。

冷戦終結後に最大の援助国ソ連を失ったキューバは米国の経済封鎖下で深刻な経済危機に直面した。その後は都市部での有機農法での食料増産や省エネルギー政策でいくらか持ち直している。最近ではベネズエラなどの中南米諸国との経済交流が進み、これらの友好国からの経済援助無しでは立ちゆかない状態である。

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2009年07月01日 02:26に投稿されたエントリーのページです。

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